「適当な錬金術を完璧なセールスレターで販売すること」
ネット上だからこそできる、この販売法、
この不況下で、かえって増えて来たような感じがする。
「適当な錬金術」というよりも、
適当な市場動向、まあ「大不況が襲う!」的な煽りを入れて、
別に大したこともない、日本人講師のオシャベリ会に、
過去の世界ナンバーワン・マーケッターの名を持ち出して、集客してみたり。
しかも、無料と来たもんだ。いい加減、無料、無料、うるさいんだよ(爆)
その客寄せパンダに使われた彼の本物の講演は、通常100万円くらい。
ちょっと安くても、70万はするはず。
それを、ちらつかせる、なんとも巧妙なレターになっている。コズルイ、いやあな読後感。
彼のハイパワー・マーケティングは、別に今のような、
「危機的な状況」に向けて発想されたもんじゃないし、だいたいあの手法というか、
本は、もう9年も前に出たものだ。
人の足元見るにも、ほどがあるってのはこのことだ。
彼本人に承諾を得てのことなんだろうか?
あんまり頭に来たから(爆)、
彼のマーケの理屈を復習してみた。
マーケティングというより、ビジネスを大きくする方程式に近いけど。
とってもシンプルです。
1.クライアントの「数」を増やす
2.クライアント1人あたりの平均「販売額」を増やす
3.クライアントの購入する「頻度」を増やす
で、この3つの掛け算で、いろいろテストしていくってこと。これだけ(爆)
ただ、1×2×3の、それぞれを仮に10パーセントずつ増やす努力をするとどうなるか?
売上げは、33パーセント以上増加する。
こういう因数分解的な思考をしながら、ビジネスを大きくしていく。
ノーリスク・ハイリターンなんてものじゃない。その対極。
しかし、確実にレバレッジが効く。
確実に売上げを伸ばしていく、ごく地味な操作だ。
ただ、思いっきり発想力、アイデア力が問われるし、実験精神が必要ですが。
で、「数」「単価」「頻度」を具体的な数字に置き換えてみると、
これが、とんでもない富を生み出すってことが手に取るように分かってくる。
結果、ハイリターン。
集客のコストを抑えることのできる、ネットマーケティングなら、
確かに利益率も高くなる。確実に。
それで気づいたのが、どうやら、「アフィリエイト」は、
ノーリスク・ハイリターンを望む、ないものねだりする心情が動機になって、
参入するケースが多いんじゃないかということ。
「なんとなく、ハイリターン、るんるん♪」って感じ(爆)
彼、ダン・ケネディ、じゃなかったエイブラハムのハイパワーには、
だから、いつまでたっても出会えない。
それを承知で、コツコツと最大月50万から100万くらいまで達成した人は
実在しますが。ほんとにコツコツですよ。
ハイリターンも、億万長者も、狙っちゃいないって。
1年かがりで、ようやく500万超えってところですよ。
しかも、給料みたいに、毎月平均して、一定の額が入ってくるわけじゃないので。
エイブラハムの話とは、少しずれるけど、
要するに、「アフィリエイト」にも、「そういう」セールスレターで、「そそる」って気分、
あるでしょってことです。
「適当な」ってのは、このことなんです。
なんか、紆余曲折ありましたがw
エイブラハム大先生のパワーは、大不況にも大恐慌にも、
経済
危機後のサバイバルにも、なんの関係もない。
しかし、この「テキトー」で「完璧な?セールスレター」を、
真に受けて、客集まってるらしいから、ちょっとこっちも頑張って、
クソ真面目な商品を、本気で販促してみようかと思う。
ちょっと、急ごう。
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